玉掛けの資格

■玉掛けとは何か

普通に暮らしている上ではほとんど聞き覚えのない「玉掛け」とはどのようなものかというと、「クレーンのワイヤーやフックにものを引っ掛けたり、外したり」する事を指します(ちなみに、正式名称は「玉掛」ではなく「玉掛"け"」)。

この作業はクレーンの運転免許があれば問題なく作業を行うことができるということではなく、技能講習を受けて資格を取得しなければいけません(当然、一人で運転をしながら荷物を引っ掛けて運ぶ場合は、クレーン車の免許と玉掛け資格の両方が必要です)。

ただし、例外として昭和53年(1978年)9月末以前に作業車免許を取得した方は一緒に必要な技能講習を一緒に受けたとされ、追加の講習や試験を受ける必要はないそうですよ。

ちなみに、500kg以下のクレーンの作業は無資格・無試験でも行えるそうですが(法令違反ではありません)、作業の安全上問題が生じることも十分考えられるので、(当たり前ですが)資格取得者が作業を行うことが好ましいとされています。


■玉掛け講習の種類とは

玉掛けの講習には「技能講習」「特別教育」の二つの講習があり、

・技能講習→重さ1t以上のすべての"装置"の作業ができる
・特別教育→重さ1t未満の"装置"の作業ができる

ということからわかるように、玉掛け作業は荷物の重さではなく、作業を行う「クレーンの重さ」で区別をされます。ただ、安全性・安定性の面から計算すると1t未満の揚荷装置というものをそう使う機会はあまりないそうなので、ほとんどの方が技能講習を受けるのだそうですよ。

この玉掛けに関しての資格講習、特に技能講習に関しては教習所によって時間が異なると言いますが(特別教育は規定で9時間以上)、クレーン車の免許を持っている方は一部講習が免除されるので、そんなに長時間講習を受けるということはないのだそうですよ。


■玉掛け作業の補助作業者について

玉掛け作業は「絶対に資格を持っていないと作業しちゃダメ!」というわけではありません(もちろん、安全の為に資格を持っている方が作業をするに越したことはありません)。

ですが、無資格者でも有資格者の指導を受けて「補助作業員」として作業を受けることもできます(もちろん補助作業員ひとりでの作業は法令で禁止されていますよ)。

実際講習を受けるときにそういった補助作業員の経験があれば講習の時間短縮などの優遇措置があるので、もし玉掛けの資格を取得しようと思っている方はまず仕事場の先輩にワイヤーやフックを使った作業方法や計算方法などを教わっておくとすんなり講習でも内容の理解ができるかと思いますよ。

スポンサードリンク

玉掛けの資格の関連記事

▲玉掛けの資格トップに戻る